美術

『プロフェッショナル』 絵画修復家の仕事

NHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』を観た。今夜のプロは“絵画修復家”だった。これまで抱いていたこの仕事に対する華やかな印象が全て吹き飛んだ。 待った無しの劣化進行中の作品たち,要求される作業の細かさ,何十年も経験を積み重ねたプロでさえ一瞬…

上野で桜とルネサンス絵画を鑑賞(『ボルゲーゼ美術館展』感想)

今日は東京都美術館でやっている『ボルゲーゼ美術館展』に行ってきました。上野公園は桜がちょうど満開で素晴らしい光景でした♪私の家の前の公園にも桜の木が植わっていますが、まだ満開!って感じではありません。 さてさて、本日が最終日の『ボルゲーゼ美…

国立西洋美術館のローマ展&常設展

今日は上野の国立西洋美術館で開催中の展覧会『古代ローマ帝国の遺産―栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ―』を観に行ってきました。この展覧会には彫刻からフレスコ画,食器まで古代ローマ人の生活を垣間見ることができる品々が展示され、非常に興味深かった…

芸術家が芸術家から受ける影響

長らくお待たせいたしました。更新しようと思って、編集用のページを開いたら、タイトルが『(更新中)』となっていた時点で既に7人ほどいらしてくれていたようです。せっかくクリックしてくださったのに、ページが開いてさぞがっかりされたことと思います、…

展覧会『パリに咲いた古伊万里の華』の感想

昨日書きそびれた東京都庭園美術館での展覧会『パリに咲いた古伊万里の華』へ行った感想を♪ この美術館に訪れたのは今回が初めてでした。昨日は天気がとてもよく美術館に隣接するお庭もたくさんの来場者でにぎわっていました。美術館は元々どなたかが住んで…

『速水御舟展』鑑賞

今日は午前中に目黒にある東京都庭園美術館にて開催中の『パリの古伊万里展』,午後に恵比寿に移動した山種美術館へ『速水御舟展』を観に行きました。展覧会の感想を2つ書くのはちょっと無理そうなので、今日は一つだけ。会期が明日までの『速水御舟 (1894-1…

六本木にて『日展』を鑑賞

今日は国立新美術館で行われている『第41回 日展』を観に行きました。 ジャンルは、日本画・洋画・彫刻・工芸・書。 出展数が膨大なので、絵画部門しか観ていませんが、それでも量が多くて、一作品ずつゆっくり鑑賞するのはほぼ不可能。会場内を歩きながら気…

目の錯覚を楽しむ

今日は授業とサークルが終わったあと、横浜そごう美術館で開催中の『エッシャー展』を観てきました。エッシャー Maurits Escher (1898-1972)は建築装飾美術学校で建築を学んでいましたが、途中で版画科へ転じました。彼の版画は遠近法が使われており、非常に…

午前中 in 桜木町

今日は午前中に授業がなかったため、横浜開港150周年を記念して開かれている『大・開港展 — 徳川将軍家と幕末明治の美術 —』を観に行きました。 企画展へのリンク⇒http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2009/exhibition/daikaiko/index.html展示品は絵画(日本画・…

やっぱり日本人女性の着物姿は美しい

今日は授業が終わった後、桜木町のヨコハマクリエイティブセンターで今日から開催されている『志村立美 美人画展』を観に行きました。私が最も気に入ったのは『初詣』という作品。 リンク(http://www.shimuratatsumi.com/gallery.html)からとんでいただい…

『THE ハプスブルク』展を鑑賞

今日は家族で六本木にある国立新美術館で開催中の『THE ハプスブルク』展を観に行ってきました。10時から開館で私たちがついたのは10時半ごろ。会場内はまだそんなにお客さんが入っていなく、とても見易かったです。―――――――――――――――――――――――――○ 作者不詳 - …

悲恋の主人公ジュリをよむ

フラゴナール Jean-Honoré Fragonard (1732-1806)-“The Souvenir” この絵に出会ったのは、今年の夏、ウォーレス・コレクションで。はじめは主題(何の場面か,モデルは誰か)など全くわからなかったのですが、ロココ美術のテーマとして貴族の恋愛を描いたも…

陶器と磁器の違いを初めて知りました。

今日から、『日本人の美意識』の授業が始まりました。美意識という個人個人で異なる美に対する感覚をどう授業で扱うのか,どのように評価するのかということが少し不安でした。本日第一回目の授業は、陶器と磁器の特徴を明確にしながら、日本の代表的な作品…

知識がリンクする歓び

今日は『地球社会の切り口:日本文化』の授業の第一回目。シラバスを見た時から非常に楽しみにしていた授業であります!なぜなら今まで自国の文化を今まで知らな過ぎで少々恥ずかしい思いをしていたからです。一例を申し上げますと、美術出版社から出ている…

マグリットの絵画が盗難に!

とても悲しいニュースです。今日25日の日経新聞(夕刊)によると、24日ベルギーの首都ブリュッセル西部にある『ルネ・マグリット美術館』でマグリット René Magritte (1898-1967)が描いた『オランピア』が盗まれたようです。この絵は推定で300万ユーロ(約4…

理解すべきか慣れるべきか

(多分)生まれて初めてシュニトケ Alfred Schnittke (1934-1998)の音楽を聴きました。 来週聴きに行くコンサートの演目の中にシュニトケの『モーツ・アルト・ア・ラ・ハイドンMoz-Art À La Haydn』という曲があるので、予習のために図書館でCDを借りてきま…

横浜美術館で『フランス絵画の19世紀』を観る

今日は、桜木町にある横浜美術館で展示中の 『美をめぐる100年のドラマ フランス絵画の19世紀』を観てきました。 公式サイト⇒http://www.france19.com/top.html 絵画だけで83点(出展作品リストより)ということで、かなり見ごたえのあった展覧会でした。こ…

梅雨明けしたはずなのに…

なんだか不安定な天気が続きますね。朝は晴れていて気持ちよかったのに…。。私は夏の所々薄い雲が流れている真っ青な空を見るのが好きです。まさに、このブログの背景のような――。こういう空を眺めていると、無性に飛行機に乗りたくなります!どこまでも広が…