中国での日本製ポップカルチャーの普及

冬休みあたりから日本文化の最終レポートの題材として、漫画・アニメ(ゲームは全くやらないので今回はパス)を中心に日本のポップカルチャーの世界における影響,『クール・ジャパン』の実態について調べているのですが、今日の日中関係史の授業でもこのことが取り上げられていて非常に興味深かったので、ちょこっと感想をば。
(すぐにUPできなくて、すみませんでした。時間がかかってもいつもどおり特に中身の無い薄っぺらな内容です(^^;)


先週の授業では、靖国神社の問題が扱われ日本と東アジアの周辺諸国の政治的関係の亀裂(、、というより"分裂"のほうがイメージ的には適切かも…)を痛感しましたが、今回は日本文化が若者を中心に広く受け入れられていることを知り(不正商品が多いようですが…)、友好関係の復興に少し希望を見出しました。


中国に限らず、東アジアでは日本のドラマが人気のようで、授業ではその一例として『東京ラブストーリー』が挙げられていました。私は見たこと無いけれど、内容は一人の若者の東京での仕事・恋愛に悩みながらも一生懸命に生きていく―みたいな話のようですが、何故これが多くの東アジア諸国で支持されたのかというと、理由は『アジア人』という文化的背景の一致と、主人公の『東京』での生活が視聴者にとって"都市生活"のモデルになっているからなのだそうです。(この授業では、明治維新後の日本が近代化の成功例として同じ東アジアの国々から注目をされてきたことを勉強しました。)

中国や韓国では、日本の漫画から影響を受けた作家がそのスタイル(キャラの描き方やコマ割りとか)を踏襲しながらもストーリーを自国の文化に応用させて新たな作品を生み出しているようです(adaptation)。

授業の最後には、日本の漫画スタイルで描かれた日本の政治を批判した台湾の政治団体が作った漫画(中国語なので台詞の意味はわからず)の存在を知り、少々皮肉を感じました。

      ―――――――――――――――――――――――――

今回の授業の中には、他にもSOFT POWER / HARD POWERなどの言葉からも日本(や他国)の文化にアプローチしていきましたが、これについては週末開けに提出するレポートの最終チェックを終えてからゆっくり書きたいと思います(と自分にプレッシャーをかけてみる…(汗))。

では、ひとまずこれで☆