大好きな作曲家: RespighiとVaughan Williams ④とりあえず今シリーズラスト☆

本日5連休の最終日也―。
今日で楽しかった夏休みもおしまいです。明日からは秋学期が始まります!
明日木曜日は2〜5時限目までぶっ通しで授業が入れる予定です。初日からなかなかハードです。

というわけで、今日は夏休み残り一日を満喫しつつ明日からの新学期を頑張るための元気が出る曲を聴きました!!!!!

□オットリーノ・レスピーギ Ottorino Respighi 〔伊〕(1879-1936)
  『教会のステンドグラス』 “Church Windows (Vetrate di Chiesa)”
音がキラキラ輝く,派手だけど荘厳な音楽です。特に2曲目『大天使ミカエル』は初めて聞くとびっくりするほど弦楽が忙しく動きまくります。ミカエルとサタンの最後の戦いを音で表現するという作曲家の発想、そして期待と絶望が入り混じる曲調は色彩豊かなオーケストレーションを得意とする彼ならではだと思います。
そして、この曲も(‘も’というのは、2日前『シバの女王ベルキス』のところで書いたとおり)、第4章の最後がもう言葉では言い表せないほど感動的なのです。彼の曲の盛り上がり方は私のツボに非常にヒットするわけです。ここでも管楽器がメロディーを担当し、これに弦が加わり音に厚みを出しています。これは、もうRespighiだからこそ創り出せる音です!


レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ Ralph Vaughan Williams 〔英〕(1872-1958)
  『イングランド民謡による6つの習作』 “Six Studies in English Folksong”
Vaughan Williamsは自国に伝わる古い民謡を研究し旋律を作品に取り入れた作曲家です。J-Pop化され日本で有名になったホルスト Gustav Holst (1874-1934)による『惑星』の中の『木星』の中盤のメロディーもHolstがVaughan Williamsのすすめによって民謡を研究するようになって発見され,用いられたのです。
さて、この『イングランド民謡〜』、一曲一曲はとても短い(6曲全部あわせて10分弱)ですが、とても味わい深いメロディーが詰まっています。クラリネット版とヴィオラ版を持っていますが素朴な感じが出ている前者がお気に入りです。民謡がもつ長年にわたり愛され続ける美しい旋律と作曲者の作曲&編曲の妙技を感じることができる作品。

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はい、楽しかったシルバー・ウィーク・スペシャルもこれにてとりあえず終了です。まぁ、楽しかったのは私一人だけの可能性 “大” ですが。好きな曲について語るには4日は短過ぎですね。(それもそのはず!だってRespighiとVaughan WilliamsのCDだけでも30枚以上あるわけだから…。) だから、この4日に限らずこれからもゆっくりと書きたい時に書いていきたいと思います。

さてと、明日から学校だ。おやすみなさい(^v^)