大好きな作曲家: RespighiとVaughan Williams ③

本日5連休の四日目也―。

今日は晴れて気持ちのよい一日でした。連休の中日。
こういう日にはゆったりとした協奏曲を聴きながらのんびり過ごしたいところです。


□オットリーノ・レスピーギ Ottorino Respighi 〔伊〕(1879-1936)
  『グレゴリオ聖歌風協奏曲』 “Concerto Gregoriano”

全曲にわたって『ローマの松』の中の『カタコンブ付近の松』のような厳かな雰囲気をもち、派手さはないですが、壮大な音楽です。私が特に好きなのは、ヴィオラを思わせるような太く力強いヴァイオリンのソロ(この曲は別名『ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲』)による哀愁に満ちたメロディーから始まる第2章です。ゆったりとした中に所々うねりのある旋律があり、“大河”を現したような音楽です。


レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ Ralph Vaughan Williams 〔英〕(1872-1958)
  『オーボエ協奏曲』 “Oboe Concerto In A Minor”
この曲は第1章の最初の部分からVaughan Williams節炸裂というか、好きな人には堪りませんね。
私は普段、ボートン William Boughton 盤(第3章:7分44秒)を愛聴していますが、5分43秒あたりからは私の場合、いつも鳥肌を立てずには聞けないほど、感動します(TT) 最後の章の残り2分あたりからこんなに素敵なメロディーを出してくるなんてなんという贅沢!!!!