寺島先生のお話とGNDチームの今後のスケジュール

今日の授業では、前半15分ほど寺島先生が来て、今回のゼミ論文を書く上でも今後の人生においても励むべき“心掛け”についてお話してくださいました。

今年は自民党から民主党に政権が替わり(アメリカでも今年はオバマ台頭の年)、政治の転換点であります。
このような時代の動きと自分の(研究)テーマの間に関係性(=relevance)を見抜ける人間は成功する、とおっしゃっていました。

先日、先生はギョーザ・チェーン店『王将』の社長との(公式の対談ではなくビジネス・フォーラムの楽屋裏?みたいなところでの)会話の中で、その社長から、「自分の店はファーストフード・チェーン店だけれども、全ての店の味を均一化せずに、それぞれの地域で工夫をさせている」という経営方針をお聞きになられたそうです。(例えば、女性が多く働く場所にある店はデザート・メニューに力を入れたりするなどの工夫。)
そのような経営努力が実を結び、不景気の影響で低下の一途を辿る外食チェーン店の中で、このギョーザ・チェーン店『王将』は、業績を伸ばしている数少ないお店の一つです。

この社長のように、‘勘所をにらんで知恵を絞る人’はどんなに困難な状況の中でも解決の糸口を見出し成功に繋げていける!のだそうです。

最後に先生はゼミ生にこの授業を通して “鋭い問題意識”を持てるような人になれ、というメッセージを贈り、去ってゆかれました…(…いや、帰ってしまったのではなく書斎に戻って先週GNDチームが行ったように他のグループの近況報告を聞く準備をしに行かれた、という意味です)。


今まで、(というか今も、)ひたすら自分の関心のある物事だけを追求する傾向にあった私ですが、さすがにそんな人間は成功するどころか、どこの会社も欲しがらないか;、、ということを今更ながら本日改めて痛感。そして、常に時代の流れを把握しながら日本の進む道を照らす先生から、このようなお話を聴ける機会に恵まれたことに感謝。

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そして引き続き、いつものグループ作業開始。

今日はグループの今後のスケジュールを決めつつ、先週メンバー各々が宣言した担当部分を確認。
再来週の第一回目提出に向けて、それぞれの執筆を作成し始めました。