『人物評価 一層厳しく』

これは朝日新聞に載っていた、国内主要100社を対象に2011年春の採用で重視するポイントを調査した記事のタイトルです。

今期受講している『リーダーシップ』の授業では、リーダーシップ要素の解析は勿論、如何なる人物に部下,部員(=フォロワー)がついていくかのモチベーションの分析も行っています。さらにはこの“モチベーション”を高める、という観点から講義の内容は就活対策にまで発展しています。

今日は先週受講生に一人ずつ「リーダーに必要な能力とは?」をお題に自由に5つ出してもらったアンケート結果と上記の新聞記事の統計を眺めていたら、

『行動力』

という能力がリーダーにも新入社員にも求められていることが判りました。
(クラスのアンケートでは22人中15人〔1位〕,会社のアンケートのほうでは100社中71社〔2位〕)

で、重要なのはここから。会社がほしいのは“行動力”をもった人間!

「はて?行動力とは何ぞや???」

実は先週のアンケートで私は自分で「行動力」と用紙に書いたわけなのですが、改めてその定義を問われるとなんといえばよいか答えに困りました。調査結果も数値だけ眺めているならそれまで、自分で定義づけを実行しなくては意味がないと。確かにそうですね。

ではおさらい

授業で生徒から挙がった要素と先生の解説は以下の通り;
1. 自分の意思で行う
  誰に言われたのでもなく、自分から行動することに意味がある。
2. 目標に向かって
  闇雲にやればいいわけではない。しっかりとビジョンをもって行うことが大切。
3. 有言実行
  言わずもがな。無言実行だと更に良いとのこと。
4. 機会を逃さない
  「機会を逃がすな!」とは、よく聞く言葉。誰もがチャンスはものにしたいと思っている。では何が妨げとなるのか?先生曰く、例え20年ほどしか生きてない私たちにも今までたくさんのチャンスは巡ってきた。そして、きっとそのタイミングを察し挑戦したはずである。しかし、成功するケースは多くはない。人間はその失敗を恐れて、その後のチャンスを“見逃す”のではなく“見送る”のだそう。だから、失敗を恐れてはいけない!とおっしゃっていました。
5. 新しいことをやる
  誰もしてない新しいことをするために“新しいこと”を探そうと努力。言い換えると、“疑問を持つ”という作業である。
  寺島先生が普段、繰り返し繰り返し言っておられたのはこのことか!!とびっくり(=o=;行動力養成のためのヒントはゼミの先生のお話で既に聞いていたことだったのに今の今まで気づかず反省。。


来週はクラスアンケート3位(11/22),会社アンケート1位(74/100)の『コミュニケーション能力』について学びます。これも私に欠落している要素なので要チェックだ!!!!!