大好きな作曲家: RespighiとVaughan Williams ①

本日5連休の二日目也―。
早速前回の日記で申し上げたとおり、『敬愛する2人の作曲家の“自分的”名曲』について語っていきたいと思います(^v^)

初回はまず、私とこの作曲家との出会いの一曲からにいたします。
□オットリーノ・レスピーギ Ottorino Respighi 〔伊〕(1879-1936)
  『ローマの松』 “Pini di Roma (The Pines of Rome)”
この曲はディズニーのファンタジア2000で『空飛ぶクジラ』(あれ?これネタバレじゃないよね?)のアニメーションで観たのが初めてでした。やっぱり、『アッピア街道の松』の最後の部分は圧巻です!!で、何回も巻き戻してそこばっかり観ていたのですが、「テープが切れる!」ということで、CD店へ。その時は、インターネットのできるパソコンが家にあったかどうか覚えてませんが、とにかくレビューなんてものが存在してることをまだ知らなかったため、父のススメによるムーティー Riccardo Muti 盤を購入。CDを聞いて初めて『カタコンブ付近の松』の存在を知ったわけです(^^;)*1
CDの音源ばかり聞いていると、TVで放送されたコンサートで『カタコンブ〜』の途中の盛り上がりの部分で管楽器が高音でかつフォルテ(なのかどうかは楽譜見たことないんで知りませんが…)で演奏って、やっぱり難しいのだな〜と感じます。この部分と先ほど書いた『アッピア街道〜』の最後の部分も、ですね。残念ながらこの曲を生の演奏で聞いたことはありませんが、聴く時はきっと会場で私も観客ながら一緒に緊張するのではないかと思います。そして聴き終わった時の感動もきっと凄いんだろうな〜。


レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ Ralph Vaughan Williams 〔英〕(1872-1958)
  『タリスの主題による幻想曲』 “Fantasia on a Theme by Thomas Tallis”
この曲は2年くらい前にN響アワーで20年位前にマリナー Neville Marriner が振った映像を特集していて知りました。その日は新聞のテレビ欄でベートーヴェン交響曲第8番をやるということでチェックしていたんです。しかし、最初忘れていて途中から慌ててテレビをつけたのですが、ベートーヴェンを放送することしか知らなかったため演奏終了後曲名のテロップが流れるまで母と「ベートーヴェンもこういう曲作るんだね〜」とか話していたのでした。
弦楽三・四・五重奏曲と違って、弦楽だけの静かで儚い曲ってそれまであんまり聴いてこなかったから、この曲を聞いたときの衝撃って自分の中ではかなり大きかったです。即CDを注文し(←家から一番近いセンター南駅隣の東急に入っている新星堂にはVaughan WilliamsのCDは当時一枚も在庫がなく…)、購入したのはテレビで見たマリナーが自身の創立したアカデミー室内管弦楽団 Academy of St. Martin-in-the-Fields を振ったVaughan Williamsの代表曲ばかりを集めたCDです。ちょうどこの頃からネット通販で買い物をする術を覚え、彼の楽曲を追い求めて旅が始まったわけです。

*1:ファンタジアで取り上げられている曲は原曲から部分的に削られたり、順番が入れ替えられていたりします。正確な理由は知りませんが、おそらくアニメーションのテーマ(物語)と雰囲気が合わないからであると推測。ストラヴィンスキー春の祭典』など。