プレゼン技術の向上を目指す! - 其の弐

さて、昨日の続きです。


私が思うに、プレゼンの技術というのは、
① まずは中身
② 構成
③ 見易いパワーポイントのスライド
④ 聞き易いしゃべり方
ではないかと。

私は大学に入って1年目の英語集中講座で初めてプレゼンをしました。そのときは緊張のあまり声も震え、カンペの手も震え、足も震えるので仁王立ちになっていたのを覚えています。

私がプレゼンのために作るパワーポイントのスライドは、(載せている英文の文法的誤りはとりあえずおいといて。)文章はなるべく短く、写真や図をふんだんに使うことを心がけています。まぁ、、特に個性があるというわけではないですね。

①は自分で評価はできませんが、大勢を前にしてしゃべるのが苦手なので④はダメな分、「②,③だけは―!」と奮闘し、ギリギリまで悩んで選択したフォントや写真,構図にある程度自信をもっていたのです。

でも、インターゼミに来て、その自信も粉砕!なぜなら、私以外のメンバー全員、①〜④オール・パーフェクトだったから。特に、ゼミでのプレゼンは寺島先生をはじめ担当教授全員が発表者に一番近い最前列に席を置いています。もう私の場合、その場では何一つ頭では考えられず、堂々とカンニングペーパーを両手に持ち、それを読むことしか出来ません。

しかし、他のみんなは…年齢は皆私と近いはずなのに、プレゼンにある種の威厳をもって臨んでいます。凄いです!あのオーラはどこから出てるの??という感じ。

― 今日は③について☆ ―
さてご来場のみなさん、“図解”という言葉をご存知でしょうか。多摩キャンパスの学生さんならば、おそらく「何を今さら」といったところだと思います。
多摩大学のホームページも今年から図解バージョンになりました。
図解とは、多摩大学経営情報学部の教授 久恒啓一先生がご自身のキャリアの中で用いてこられた「問題解決案の発想」と「説得」に役立つ方法で、現在大学でもこの方法を教授する講座を持っておられます。先生のホームページには著書がたくさん紹介されています(http://www.hisatune.net/index.html)。

私が初めて“図解”という言葉を知ったのは、やはりインターゼミでのプレゼン。最初に見たときのインパクトは今でも覚えています。鳴子温泉のチームはいつも問題・新案の提起を図解していて、それがとても理解しやすく、かつ頭に残りやすいんです。(プレゼンのスライドは『多摩大学 インターゼミ 東鳴子温泉活性化』のページでもご覧になることができます。→ http://www.tama.ac.jp/guide/inter_seminar.html


私もこんなスライドを作りたい!と思い、いろいろ探しました。
オープンキャンパスには模擬授業で先生の講座があるようです。受験生に混じって潜り込むか…ダメですね(涙)。
ネット講座としても、先生は教えていらっしゃるようです。が、金欠学生は受講料払えず!!

というわけで先生の著書で地道に独学することにしました。手に取った本は、『図で考える人の図解表現の技術』(2002年)。解説はとてもわかりやすくスラスラ読めてしまうものの、これを自分のテーマに応用できるようになることが目標なので、いくつも作って練習しなくてはなりません。


今学期SGSでとった授業の中にもプレゼンをする機会が結構ありそうです。そのすべてに図解で示す方法が適するのかはわかりませんが、できるだけ練習して使っていきたいと思っています。先輩方の“図解”スライドが拝見できるインターゼミの発表会も次回はいつになるかわかりませんが、今からとても楽しみです。