前期最後の授業

インターゼミは一年がけのプロジェクトですので、今日が前半のシメということになります。

本日は、授業の冒頭で、東アジアの問題解決に取り組む『LEAF』という団体よりスタッフの林さん(東京大学文学部4年生)がプロジェクトの概要や今後のイベントについてプレゼンしてくださいました。

この団体は日中韓の有志の学生で構成されていて、それぞれの国を訪れ勉強会,討論を通じて相互理解を図ったり、大学教授や研究家を招いてのフォーラムを開催するなど、東アジアの問題に対し国境を越えて自発的に挑んでいるそうです。

お話されている林さんのエネルギーが物凄かったです。同じ“大学生”なのに、志の高い挑戦者と自分はこうも違うのか、と。(いや、比べては失礼か、、ごめんなさい。)

LEAFについて興味を持たれた方は、ぜひ公式HPへ☆

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続いて寺島先生から今後の日本が抱えるある不安要素と現在最終試験段階にあるリニア中央新幹線がもたらす問題解決の糸口についてのお話がありました。

リニア中央新幹線』は東京と大阪を67分で結ぶ新型の新幹線で、運行実施の
暁には現在最速の『のぞみ号新幹線』(東京−大阪間の移動時間=約2時間30分)の半分以上も短い時間で人々の移動が可能になります。素晴らしい技術ですね〜〔棒読み〕(…物理は大の苦手科目でした…詳しい技術についてはこちらをご覧ください)。

厚生労働省によると2046年までに日本の人口は1億人を割るようです。
働き手を今より減らしつつ経済力を保つ方法とは何か?

<移動を梃子に活性化を図る>

寺島先生論では「人間はスペースができればものを買う」。過疎化が進む地方の土地に短時間で人を運ぶことができれば彼らはその地に家を立て家具を置く。

つまり、この“新型”新幹線がMulti Habitant(例:2地域居住)の増加を促すことができれば、日本の景気回復に大きな可能性が見えてくるというわけです。

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残りの時間はいつものグループワーク。
観光チームは最終目的こそ明確なものの(←訪日外国人旅行者の増加)、そこまでの道筋がうまく立てられず立ち往生しています。文献調査をするにも研究の方向性が曖昧なために必要な資料の見分けがつかなくなっている状況です…。

先生や先輩に助言を仰ぎ、まずは仮説をつくってその真偽を論証していくことになりました。道はまだまだ長いなぁ。


次回の授業は8月の下旬に予定されている箱根合宿です。昨年はイギリス旅行とスケジュールが重なってしまい参加できなかったので、どんな感じなのかすごく楽しみです♪

合宿では、前期のまとめと後期の抱負のプレゼン発表があるので夏休み中も気合を入れてがんばります!