ジャポニスムといえば

月曜日は1時限目から4時限目まで、文化の授業です。午前中はハムレット。午後は日本文化。いや〜、ホントに楽しいです!!

本日の『地球社会の切り口:日本文化』のテーマは、“ジャポニスム”。
ジャポニスムといえば“浮世絵”という方程式ができ上がっていた私ですが、この運動は何も芸術や工芸品・着物(まぁ、これもある意味芸術品ではありますが)などの"モノ"だけに注目しているわけではありません。西洋から見た日本独特の文化は芸術家たちを刺激し演劇や歌劇でも主題として用いられるようになりました。その代表がプッチーニ Giacomo Puccini (1858-1924)の『蝶々夫人』。この物語は港町である長崎を舞台にした可憐だが誇り高き武士の娘・蝶々さんとアメリカ士官のピンカートンのお話。この物語は完全に悲劇で、蝶々さんに肩入れしすぎるがあまり、本気でピンカートンを投げ飛ばしたくなるほど。。この週末に二期会の公演を聴きに行く予定で只今勉強中の作品でしたが、このような制作のきっかけも知ることが出来てとてもよかった(^v^)です☆


そうだ!!
明日のNHK衛星第二の『クラシック倶楽部』(10:55〜11:50)で『篠粼和子 ハープ・リサイタル』が放送されます。演目の中に私の大好きなヒンデミット Paul Hindemith (1895-1963)のハープ・ソナタがありとても楽しみにしています。あまりきく機会がない作品なので、もしも興味があればぜひ。