午前中 in 桜木町

今日は午前中に授業がなかったため、横浜開港150周年を記念して開かれている『大・開港展 — 徳川将軍家と幕末明治の美術 —』を観に行きました。
 企画展へのリンク⇒http://www.yaf.or.jp/yma/jiu/2009/exhibition/daikaiko/index.html

展示品は絵画(日本画・西洋画)から陶器,写真まで様々なジャンルの品が揃えられていて、見ていてとても楽しかったです。

印象に残った作品をいくつか。
○円山応立 ― 『四季花鳥絵巻』 (和宮所用)
季節折々の草花や鳥の姿がやさしく描かれていて、観ていて和やかな気持ちになりました。紙には金がちりばめられていて絵に爽やかさを与えていてとても美しかったです。


小林古径 ― 『極楽井』
泉の湧き水を少女たちが汲んでいる絵で、雰囲気がほのぼのとして何度も戻ってきては立ち止まって眺めてしまうような作品でした。少女たちの着ている服も、色や柄が凄く可愛かったです。


NHK大河ドラマでも記憶に新しい“篤姫”の所有していた品々や、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜が描いた絵があって非常に興味深かったです!今日はあんまり時間がなくてじっくり観ることが出来なかったので、また行ってみたいです。

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展覧会を観た後はみなとみらいホールで毎月第4水曜日に行われている『オルガン・1ドルコンサート』を聴きました。
本日演奏された曲目は秋にふさわしいしんみりと味わい深いコラールやエレジー♪特に記憶に残るメロディーラインではないけれど、作曲者の祈りがひしひしと伝わってくる美しい曲が多かったです。

最後のフォーレの『イン・パラディズム(レクイエム)』がとてもよかったです。チェロが奏でる落ち着いたメロディーとオルガンのやさしい音が重なり合って、天にも昇るような幸せな空間が広がっていました!

あの至福の40分がたった100円で過ごせるなんて、幸せ〜〜(^v^)