グループワーク I

先週、生徒全員が自分の希望する研究テーマ基づいて4つのカテゴリー(『多摩』,『エネルギー・環境・食料』,『アジア』,『メディア・サービス・エンターテインメント』)に分かれ、いよいよ本格的にグループワークが始まり、6月12日の研究企画書提出(発表)に向けて今回も引き続き、細かい研究内容の計画を立てています。

私が今年度所属する『メディア・サービス・エンターテインメント』は総勢10名。それそれが突き詰めたいテーマは“日中のエンターテインメントの比較”から“新しい価値観・ビジネスモデルの調査”,“ディズニーランドの人気の秘密研究”,“観光産業の活性化”まで多種多様で、なかなか10人でひとつに決めるのは不可能だし、この大人数では議論し辛い、という理由から、3つの小テーマ(“日中&ディズニー”,“新ビジネスモデル”,“観光”)に分けることにしました。

私が進んだのは、『観光』チーム。今年度このゼミを出これまでの2年間SGSで学んできた(勿論今年度勉強していることも含む)歴史,文化論,国際関係の知識を全てこの国の観光産業の促進のための研究に活かしたいと考えています。

以下、昨日メンバーにもお配りした自分案のまとめです。

Adobeファイルからスナップショットでコピー&ペーストしたものなので、画像が荒いですが雰囲気で読み取っていただければ幸いです(^v^;
画像をクリックしていただくと漏れなく“荒いまま”大きい画像が見れます(TT;

2枚組みなので、午前0時回ったぐらいにもう一枚明日付けの記事で追加します。(Hatena Diaryの無料サービスでは一日に一枚までしか画像が掲載できないので。)

ゼミ教授たちによるリレー講座

本日の授業より毎週、ゼミで教えてくださっている先生方がお一人ずつ授業のはじめの30分間を使って、ご自身の専門分野のレクチャーをしてくださることになりました!
記念すべき第一回目の今回は、SGSから教えに来てくださっている中澤 弥先生が行っていらっしゃる文学研究についてお話してくださいました。

現在、先生は2つの研究に参加されているそうです。
一つ目のテーマは、横光利一 (1898-1947)の作品『上海』。中国に展開した日本の紡績工場でストライキが元で起こった“五・三十事件”(1925年)という出来事をモチーフに書かれた小説で、先生は昨年実際にこの事件の発端となった工場の跡地を訪れたそうです。

二つ目はテーマは、『改造社』。改造社とは出版社の名前で、はじめ『改造』という雑誌を発行していましたが、戦時中売れ行きが伸び悩み倒産しそうになっていたところを画期的な戦術を盛り込んだ「円本」という格安本を出版することによって、経営危機を乗り越えたそうです。円本とは一冊一円の文学全集で、一冊あたり普通の単行本の3〜4冊分の量が入っているという消費者に優しいお得感♪だけでなく、予約制の前払いという購入システム,また予約した人だけが聴講できる小説家や評論家の講演会(&無声のプロモーション映像上映会)を催すなど、会社が独自の方法を生み出し購読者を増やしていったそうです。先生が所属されている研究グループでは、この円本の宣伝・広告についてリサーチされていて、今日も実際の新聞(写しかな?)の広告を見せてくださいました。

“文学”という文化的なジャンルから、戦前の日中関係や出版社の経営戦略に触れることができ、とてもおもしろかったです。

来週も楽しみです(^v^)

(レクチャー後1時間のテーマ別グループワークについては16日付の記事『〔インターゼミ〕第4回(5月15日)の授業?』をご覧ください。)

次回に向け…

今週からどの講義も本格始動なので、今日は購入した教科書に目を通したり、ノートやファイルを作ったりしていました。

あと、土曜日のインターゼミに向けて自分が今年度何をやりたいかじっくり考えていました。まだ、具体案はないけど一年かけて研究する課題なので丁寧に組み立てていきたいです。
昨年度は自分が勉強したいことをA3の画用紙に書いて一人一人発表し、希望者の多いテーマ上位5つを第1期のゼミの研究テーマとして採用する、という方法でした、…多分。私が考案した“貧困層向けのビジネス展開の研究”は、見事に玉砕でした(涙)。

今期のメンバーは全部で35人(だったかな?)。カテゴリーは予め設定されているとはいえ、その先はそれぞれオリジナルで考えてくるのだから出てくる研究テーマは十人十色のハズ!賛同者を得られるかどうかは、内容は勿論、発表者の“説得力”,“人を惹きつける話し方”,加えて“人間性”などのカリスマ性が有るか無いかが大きなカギだと思っています。
そんなものはすぐに身に付く能力ではないし、ある程度ポテンシャル的な性質であるようにも感じますが、‘それらは今後このゼミを生き抜いていくためには絶対に不可欠な要素である’という、昨年学んだ教訓を今年は意識しながら挑んでいきたいです。

第2期インターゼミ、はじまる!

本日より、今年度のインターゼミの授業が開始しました!
第一回目の今日は、オリエンテーションということで、まずは寺島先生がゼミの内容&今後の展望などの説明がありました。
前年度は、
<ディズニーの研究>
多摩ニュータウンの再生>
東鳴子温泉活性化>
<アジアとの交流プログラム>
グリーン・ニューディール
      の5つのテーマがありましたが、
今年は
多摩地域の研究(多摩学)〕
〔メディア,サービス,エンターテインメント産業〕
〔環境,エネルギー,食料,農業〕
〔アジア研究〕
      の4つのカテゴリーを先生がはじめに設定され、来週と再来週ぐらいを更なる細かいテーマ決めに時間を費やすようです。

その後、10名近くいらっしゃる教授の先生方より自己紹介がありました。インターゼミでとても新鮮というか贅沢だな〜、と感じるのが、寺島先生が直接お教えになっているゼミであるということだけでなく、様々な分野で活躍されていた経歴・経験豊かなたくさんの教授に指南を仰げるところです。(正直言うと一般的な大学のゼミの形態なんてよく知らないんですが。)
このゼミは基本的に“研究”・“調査”,更に“ゴール(方向性)”までチームで自主的に自由に進めていくシステムで年間活動していますが、その途中段階で行き詰ったとき、先生が与えて下さる情報やアイデアに昨年とても助けていただきました。

今年は各教授から、これまでのご自身の経験をお話してくださる時間が設けてあるそうでこちらも非常に楽しみです。

時間も余り、昨年度からの継続受講の学生の自己紹介に移ることに…例に漏れず私も……(汗)。いきなりで何を話せばいいかもわからず、緊張で足も唇もガタガタでした。ホント、人前でしゃべるのダメだわ。

第一回目の授業はここまで。来週は、今日先生からお話があった4つのカテゴリーから自分が研究したいことを更に掘り下げて、それぞれの案を発表するらしいので、それを考えてくるのが今週の宿題です。

また、次週24日の授業後は、新旧メンバー合同の親睦会があります。いつもインターゼミでご指導いただいている教授方,そして今回はなんとなんと、寺島先生も出席していただけるとのことで、今からとても楽しみです(^v^)

履修登録(と天気)。

はい、というわけで本日はコートにマフラーの完全装備で学校に行ってまいりました。3年生は秋から就活と勉学で大忙し☆だから、卒業に必要な単位はできるだけ早めに取っておけ!!!という、教務課のすすめのもと今学期も上限フルに授業を履修することになりました。(ただし、春にインターンシップを受けているので登録可能単位数は周りの3年生より4単位(授業2時間)分少ないですが。)

昨年は月曜から土曜まで授業があり、学期末は完全にバテてましたが、今学期は金曜日を一日空けました。
だから、今日は履修登録と教科書を買いに湘南台まで行ったわけですが、、、寒い!寒すぎです。帰りなんて、雨じゃなくて氷が降ってました。

4月に入って、青空をあまり見ていないような…。どんよりと曇った空に北風が吹く中、家の前の桜の花も散ってしまいました。ちょっとさみしい。

早く暖かくなってくれることを祈るばかりです。By 青空大好き人間

鑑賞日記♪(神奈川トヨタ・クラウン・クラシック・コンサート)

今日は、学校が終わった後、桜木町のみなとみらいホールで行なわれた『神奈川トヨタ・クラウン・クラシック・コンサート』に行ってきました。これは、神奈川トヨタさんがお客さんや神奈川地域の人向けに行っている芸術鑑賞の機会提供および地域文化の振興(という、いわゆるCSR)で、今回が28回目だそうです。

演奏は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団(指揮は昨年からこの楽団の常任指揮者になった金聖響氏)。

一曲目は、メンデルスゾーン Felix Mendelssohn (1809-1847)の『序曲「フィンガルの洞窟」』。
私はメンデルスゾーンの曲が持つあの“神秘的”で“湿っぽい”独特の雰囲気が大好きで、一時期『交響曲第3番「スコットランド」』を聴きまくっていた時期なんかもあったけど、この曲もそういう不思議な空気を感じることができる作品の一つで、神奈川フィルの繊細で迫力のある演奏も相まって素晴らしかった(TT)

続いて、同じくメンデルスゾーンの『ヴァイオリン協奏曲 ホ短調』。
私今までメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲って、第1章の冒頭のあの重々しくて暗い旋律があまり好きではなく全楽章聞いたことがなかったのですが、今回第2楽章の穏やかな曲調の部分を知ることができて今回とてもよかったです。演奏は私が座っていた2階席まで独奏が非常に美しく響いていました。

休憩後に、今回のお目当ての曲である、ブラームス Johannes Brahms (1833-1897)の『交響曲第1番 ハ短調』。
このブラームスの1番は私が全楽章通して好きな数少ない交響曲の一つです。(他に好きな交響曲は、ベートーヴェン Ludwig van Beethoven (1770-1827)の田園と上にも書いたメンデルスゾーンスコットランド,あとはボロディン Alexander Borodin (1833-1887)の2番と3番ぐらい。普段はもっぱら交響詩と協奏曲,合唱曲ばかり聴いています。)

管楽器の揺らがない安定感のある演奏に加え、今回は弦楽器の繊細な響きに感動しました!!特に私が最も好きな第1章の中間部(私がもっているコリン・デイヴィス指揮バイエルン放送交響楽団の録音では6’40’’〜のトコ)の弦の美しいアンサンブルには鳥肌が立つ程!あ〜、幸せ♪

好きな曲だけでなく食わず嫌いだった曲もじっくり堪能できる美味しいプログラムでした(^v^)

大学の『キャリア支援講座』開始!

今日から学校で『キャリア支援講座』という就職活動に向け対策法を教えてくれる教室が始まりました。第一回目の今日は『マイナビ』(という就活情報サイト)を運営している毎日コミュニケーションズより講師の先生がお見えになり、就活における重要なポイントやこの一年間の大まかな流れを説明してくださいました。


その中で目から鱗だったのが‘自分の選択基準と企業の選択基準の違いを見極めること’というご忠告です。会社は同業のライバル会社との競争に共に戦える優秀でストレスに強い人材を発掘したいのだそうです。100%自分の理想と重なる会社を探すのではなく、ある程度まで自分の希望する・自分に合う業種,職種を見つけたら次はたくさんの会社をリサーチしながら自分自身を企業が求める人材に近づくよう柔軟にしていかなければいけない、と感じました。


また、勘違いしてはいけないのは‘自分の能力が会社の求める能力に見合っていなければダメ’というわけではない!ということです。会社は新卒者を可能性でとるので、未完成・発達途上でよい!のです。
これは、3月のインターンシップの報告会でも最後に学部長先生が同じことをおっしゃっていました。会社がもし専門知識・能力を欲しているのであれば中途採用で人材を確保することができる,新卒者をとろうとする意図は会社が一から育てていくため、であると。よって、会社が新卒者を採用する際に最も注意深く見るのはその人の“伸びしろ”なのだそうです。


最後に頂いたアドバイスの中で最も印象的だったのは、「悩むことを恐れてはいけない」ということ。たくさん悩んで、行動して、それでも悩んだ場合は就活を乗り切った先輩に相談すればいい、というお話を聞いてちょっと気持ちが軽くなりました。(というか、何も始まっていない今、既に緊張している点でかなり駄目ダメですが。)

実際に我々の代(今年大学三年生)用のマイナビの情報提供がスタートするのは6月からだそうです。それまでは、まず自分を冷静に見つめ、本日のお話にあった〈好きなこと〉・〈得意なこと〉・〈大切にしたいこと〉の3つの視点から自分に合う業種を探していきたいと思っています。